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6コア搭載ノートPCが続々登場、Intelイベントで見つけた新製品たち

既報の通り、Intelは4月3日に中国・北京で新CPUの発表イベントを開催した。ノートPC向けとしては初となるCore i9ブランドの製品を投入。ゲーム向けをはじめとするハイパフォーマンスはノートPCでは、6コアがメインストームになろうとしている。

イベントでは、DELLやHP、Lenovoといったデバイスメーカーも参加し、緊密なパートナーシップをアピール。また新CPUを搭載した新製品が多数展示されていた。日本国内で製品を展開するメーカーを中心にチェックしたい。

DELL – ALIENWARE 17

  • ALIENWARE 17

DELLはALIENWARE 17の新モデルを展示。6コア/12スレッドのIntel Core i9-8950HK​、NVIDIA GeForce GTX 1080を搭載。インタフェースなどは従来モデルから変わらず、筐体はほぼ同じようだ。6コアCPUを採用し、発熱的には上がるはずだが、もともとALIENWAREの筐体では冷却能力に余裕があるということだろう。

HP – OMEN X

  • OMEN X

HPはOMENブランドのノートPC「OMEN X」を展示。まだ同社のWebサイトで製品の情報が公開されていないので、展示機のざっくりとしたスペックを紹介すると、6コア/12スレッドのIntel Core i7-8750H、8GB、256GB SSD + 2TB HDD、NVIDIA GeForce GTX 1050 Tiを搭載していた。

Lenovo – Legion

Lenovoもゲーミングブランド「Legion」のノートPCを展示。6コア/12スレッドのIntel Core i7-8750H、16GB、1TB HDD、NVIDIA GeForce GTX 1050 Tiを搭載。筐体を刷新したようで、特に背面はこれまでの少し丸みのあるデザインから、直線的なイメージとなっている。また天板の「Y」ロゴの部分も変化している。

  • インタフェース類

ASUS – ROG Zephyrus M

ASUSは新CPUに合わせてROGブランドからノートPC新モデルをいくつか発表している。会場に展示されていたのは、「Zephyrus M(GM501)」で、すでに展開する17.3型ノートPC「Zephyrus」の15.6型バージョンとなる。ディスプレイを開くと底面と側面をつなぐ部分に通気口が表れるギミックも健在だ。

6コア/12スレッドのIntel Core i7-8750H、32GBメモリ、512GB SSD + 1TB HDD、NVIDIA GeForce GTX 1070を搭載。ディスプレイは144Hzの高速駆動に加えて、G-SYNCをサポートする。また、OptimusモードとDiscrete Graphicsモードを切り替えられる独自のソフトウェアを提供するという。

もう1モデル、発表会での公演中に「Zenbook Pro」として紹介された製品も展示されていた。こちらはIntel Core i7-8750H、16GBメモリ、1TB HDD、NVIDIA GeForce GTX 1050 Tiを搭載する。

  • Zenbook Pro

MSI – GE Raider RGB

ブースでカラフルなキーボードライティングを行っていたのがMSI。同社も新CPUに合わせて、ノートPC 3モデルを発表した。展示されていたのは、新ブランドとなる「GE Raider RGB」。キー1つ1つにイルミネーションの色やパターンを設定可能だという。ディスプレイは120Hz駆動をサポートする。

そのほかのスペックは、Intel Core i7-8750H、16GBメモリ、256GB SSD + 1TB HDD、NVIDIA GeForce GTX 1070。

Acer

Acerは展示機の詳細を確認できなかったのだが、4コア/8スレッドのIntel Core i5-8300H、12GBメモリ、256GB SSD、NVIDIA GeForce GTX 1050 Tiを搭載。スペックから見ると、ゲーミングというよりはハイパフォーマンスノートPCという位置付けと思われる。

GIGABYTE – 狭ベゼルの15.6型ノートPC

GIGABYTEは狭ベゼルが特徴のAEROシリーズを展示。グラフィックスにNVIDIA GeForce GTX 1070を搭載していることから「AERO 15X」と思われる。ベゼル幅は5㎜で、本体の薄さは18㎜、重量は2kgと薄型軽量に仕上げている。

  • 狭ベゼルのAERO 15X

CPUは6コアのIntel Core i7-8750H、メモリは16GB、ストレージは512GB SSD。ディスプレイは15.6型で144Hz駆動をサポート。解像度は最大4Kとのこと。

AEROシリーズは日本国内で展開していないのだが、GIGABYTEのゲーミングブランド「AORUS」の公式Facebookアカウントによると「日本でも販売の予定があります」とのこと。薄型ゲーミングノートPCに新たな選択肢が加わりそうだ。

Intel、ノートPCでもCore i9 – 6コア/12スレッドのCore i9-8950HK投入

Intelは4月3日、中国・北京でイベントを開催し、ノートPC向け第8世代Coreプロセッサに新モデルを追加した。最上位にCore i9を冠し、6コア/12スレッドを実装したCore i9-8950HKを投入する。

  • 新CPUのパッケージ

6コア/12スレッドのCore i9がノートPCに登場

今回発表された製品は、いずれもCoffee Lakeプラットフォームをベースとしている。「Intel Core Mobile Performance processor Family」と名付けられ、PCゲーミングやコンテンツ制作、VR/MR、よりパフォーマンスが必要なビジネス用途などに向けられたものとなる。

最上位モデルとなるIntel Core i9-8950HKは、6コア/12スレッドを実装。型番にKが付くことから分かるように倍率アンロック仕様で、オーバークロックに対応する。また、システム温度に余裕がある場合、従来のターボブーストからさらに動作クロックを最大200Hz引き上げる「Intel Thermal Velocity Boost(TVB)」を搭載。最大4.8GHzで駆動する。

Intelが公開したパフォーマンスデータによると、第7世代Intel Coreプロセッサ搭載システムと比較して、全体的な性能で29%、ゲームで41%、ゲームとストリーミングを同時に行っている状態で32%、4Kのビデオ編集で59%の性能向上を実現したという。

チップセット部分でも機能追加が盛り込まれている。ギガビット対応の無線LANとUSB 3.1 Gen2をチップセット側に統合するほか、モバイルプラットフォームとしてOptane Memoryをサポートする。さらにセカンダリとして搭載したHDDを高速化する新たなドライブアクセラレーション機能を搭載し、従来比でゲームの読み込み速度を最大4.7倍、メディア読み込みを最大1.7倍に高速化するという。

Intel Core Mobile Performance processor Familyとして、7モデルをラインナップする主なスペックは以下の通り。

低電圧のU型番でIris Plus搭載モデル

また、型番にUが付く、メインストーム向けの低電圧プロセッサでも新モデルを追加した。グラフィックスにIris Plus Graphicsを搭載し、より高い性能を備える。コア数は4コア/8スレッドすでに投入済みのモデルと変わらないが、Optane Memoryやギガビット対応無線LAN、USB 3.1 Gen2のネイティブサポートが加わっている。

ラインナップはCore i7が1モデル、Core i5が2モデル、Core i3が1モデルの計4モデル。主な仕様は以下の通り。

パソコン工房、TITAN Vを標準搭載したBTO PC – 税別699,980円から

ユニットコムは15日、NVIDIA TITAN Vを搭載したデスクトップPC「SOLUTION-T02A-LCi9SX-ZXR」を販売開始した。直販の「パソコン工房Webサイト」価格は、税別699,980円から。

TITAN Vは、NVIDIAが”世界最高の性能”をうたう超ハイエンドGPU。同社の最新アーキテクチャNVIDIA Voltaを搭載し、5120個のCUDAコア、3D積層の12GB HBM2メモリ、640個のTensorコアが組み合わせられ、スーパーコンピューティングやビッグデータ解析などの分野向けに設計されている。コンシューマ向けにも単体で発売済み。

最小構成の主な仕様は、CPUがIntel Core i9-7900X(3.30GHz)、チップセットがIntel X299 Express、メモリがDDR4-2666 32GB(8GB×4)、ストレージが240GB + 1TB HDD、グラフィックスがNVIDIA® TITAN V 12GB HBM2、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、電源が700W 80PLUS BRONZE 認証など。OSはWindows 10 Home 64bit。

インタフェースはGigabit Ethernet有線LAN×1、USB 3.1×2(Type A×1、Type C×1)、USB 3.0×6、USB 2.0×2、S/PDIF出力(角型)×1など。TITAN V側の出力としてHDMI×1、DisplayPort×3も備える。本体サイズは約W190×D485×H424mm。

パソコン工房が決算セール、未使用PCなどを在庫一斉価格で

ユニットコムは2月27日、同社が運営するパソコン工房Webサイトにて、「半期に一度の決算SALE」を開始した。未使用やアウトレットのPC、PCパーツなどを在庫一掃価格で提供するセールとなっている。期間は3月30日14時まで。

たとえば、Intel Core i9-7980XE、Intel X299 Express、DDR4-2400 32GBメモリ(8GB×4)、240GB Serial-ATA SSD、1TB Serial-ATA HDD、DVDスーパーマルチドライブ、GeForce GTX 1060(3GB)という構成で、OSにWindows 10 を搭載したデスクトップPC「STYLE-Q029-LCi9XE-RNJR」は、404,980円(税別)のところ、10,000円引きの394,980(税別)で購入できる。

iiyama PC、Core i9-7920X搭載のハイエンド小型デスクトップPC

ユニットコムは2月16日、「iiyama PC」ブランドの「LEVEL∞」より、Intel Core i9-7920Xを搭載するコンパクトデスクトップPC「LEVEL-CR29-LCi9SX-XNVI」を発売した。価格は415,778円(税込)。

  • LEVEL-CR29-LCi9SX-XNVI

C-Classに属し、Intel Core Core i9-7920Xを搭載するコンパクトゲーミングデスクトップPC。12コア/24スレッドの圧倒的処理能力により、複数のタスクを高速で処理する。グラフィックスにはNVIDIA GeForce GTX 1080 Tiを搭載し、最高の描画性能を提供。

ストレージはNVMe対応のM.2 SSDとHDDのツインドライブ構成。ケースはコンパクト設計ながら、3台までのSATAストレージを内蔵可能。前面にはエアベントを備え、オプションで水冷式CPUクーラーを組み込むこともできる。

主な仕様は、CPUがIntel Core i9-7920X(2.90GHz)、チップセットがIntel X299、メモリがDDR4-2400 32GB(8GB×4)、ストレージが250GB NVMe M.2SSD+1TB HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 1080 Ti(11GB)。OSはWindows 10 Home 64bit。

ネットワークはGigabit Ethernet有線LAN×2、IEEE802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.2。インタフェースはUSB 3.1 Type-C×1、USB 3.1 Type-A×1、USB 3.0×6、DVI-D×1、D-Sub×1など。本体サイズはW177×D388×H296mm。

iiyama PC、18コア/36スレッドのCore i9を搭載したデスクトップPC

ユニットコムは1月24日、Intel Core Xシリーズの最上位に位置するCore i9-7980XE Extreme Editionを搭載したデスクトップPC「STYLE-Q029-LCi9XE-IN」を発表した。同日から販売開始し、直販の「パソコン工房Webサイト」価格は税別359,980円から。

18コア/36スレッドのIntel Core i9-7980XE Extreme Editionと、水冷CPUクーラーを標準搭載したミドルタワーPC。コンテンツ制作やゲームプレイなど、負荷が高い複数タスクの同時処理に優れる。水冷CPUクーラーは、冷却液の補充や入れ替えなどが不要のメンテナンスフリー式。

標準構成時の主な仕様は、CPUがIntel Core i9-7980XE Extreme Edition(2.60GHz)、チップセットがIntel X299 Express、メモリがDDR4-2400 16GB(4GB×4)、ストレージが1TB HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GT 1030 2GB(6GB)、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、電源が80PLUS BRONZE認証の700W電源など。OSはWindows 10 Home 64bit。

標準構成時のインタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、USB 3.1×2(Type-C×1、Type-A×1)、USB 3.0×6、USB 2.0×4、DVI×1、DisplayPort×1、HDMI×1など。本体サイズはW213×D510×H488mm。

iiyama PCから3ds Max向けデスクトップPC、CGゼネラリスト田代恭規氏監修

ユニットコムは12月6日、「iiyama PC」ブランドの「SENSE∞」より、3ds Maxゼネラリスト向けPC「CGWORLD×ELSA×SENSE∞」コラボレーションモデル3機種を発売した。価格は215,978円から(税込)。

SENSE-RA37-LCi7K-RNS-CMG

  • SENSE-RA37-LCi7K-RNS-CMG

「SENSE-RA37-LCi7K-RNS-CMG」は、CGゼネラリストとして活躍する田代恭規(タシロヤスノリ)氏監修のもと開発されたデスクトップPCのスタンダード Aモデル。価格は215,978円(税込)。

統合型3DCG編集ソフト「3ds Max」が快適に動作するよう構築されており、モデリング / アニメーション / レンダラーなどの処理を快適に行える。スタンダードモデルは、コストパフォーマンスを重視しており、田代恭規氏のワークフローを基にしてあらゆるCG編集作業に耐えられるよう構築されているという。

主な仕様は、CPUがIntel Core i7-8700K(3.70GHz)、チップセットがIntel Z370、メモリがDDR4-2400 32GB(16GB×2)、ストレージが480GB SSD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 1060(6GB)、光学ドライブはDVDスーパーマルチなど。OSはWindows 10 Home 64bit。

インタフェースはGigabit Ethernet対応有線LAN×1、USB 3.0×4、USB 2.0×2、HDMI×1、DVI-D×1、DisplayPort×1など。本体サイズはW190×D485×H424mm。

SENSE-RA29-LCi7SX-RNS-CMG

「SENSE-RA29-LCi7SX-RNS-CMG」は、スペックをより向上させたスタンダード Bモデル。価格は262,418円(税込)。

CPUがIntel Core i7-7800X(3.50GHz)に、チップセットがIntel X299に、メモリがDDR4-2400 64GB(16GB×4)に変更されている。このほかの仕様はほぼ同等。

SENSE-RA29-LCi9SX-VNX-CMG

「SENSE-RA29-LCi9SX-VNX-CMG」は、「NUKE」や「Phoenix FD」なども動作するように構築されたハイエンドスペックのアドバンスドモデル。価格は615,578円(税込)。

主な仕様は、CPUがIntel Core i9-7960X(2.80GHz)、チップセットがIntel X299、メモリがDDR4-2400 128GB(16GB×8)、ストレージが1TB M.2 NVMe SSD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 1080(8GB)となっている。このほかの仕様はほぼ同等。

マウス、大阪市にゲームPC専門店「G-Tune : Garage 大阪店」オープン

マウスコンピューターは12月4日、大阪府大阪市にゲームPC専門店「G-Tune : Garage 大阪店」をオープンすると発表した。オープン日は12月8日(金)。

なんば駅から徒歩3分の場所にできるゲームPC専門店。同社のゲーミングPCブランド「G-Tune」の現行シリーズをすべて展示し、実機を直に触って確認・購入できる。スタッフおすすめのカスタマイズを加えた店舗オリジナルモデルや、即日持ち帰り可能なモデルも用意。専門知識を備えたスタッフが用途や予算に合わせてカスタマイズをサポートするので、初心者でも気軽にゲーミングPCを購入可能とする。

ゲーミングPC以外にも、ゲーマー向けディスプレイ「G-MASTER」シリーズ、長時間のプレイを快適にするゲーミングチェア、正確な操作に不可欠な各種ゲーミングデバイスなども取り揃える。

オープン記念キャンペーン 12月8日

12月8日の11時からは、ゲーミングデバイス福袋を先着で各10セットを販売。「ゲーミングデバイス4点福袋」の価格(税別)は5,000円、「HyperX デバイス 3点 FPS福袋」は20,000円。12月8日の13時からは、リファビッシュ品など最大50%オフのアウトレット価格で提供する。

12月8日の15時からは、抽選で3名にIntel Core i9搭載ゲーミングPCを、Web販売価格から10万円(税別)オフで販売。同じく17時からは、抽選で3名にNVIDIA GeForce GTX 1080搭載ゲーミングノートPCをWeb販売価格から10万円(税別)オフで販売する。

また、全国のマウスコンピューター直営店8店舗で、先着100名に「マカフィー リブセーフ」(15カ月版)をプレゼントするキャンペーンも開催。

オープン記念イベント 12月9日~12月10日

このほか、「大阪ダイレクトショップ」と、「G-Tune : Garage 大阪店」を使ってのスタンプラリーも開催。PC周辺機器や、同社イメージキャラクターである乃木坂46グッズなどが当たる抽選会に無料でチャレンジできる。開催時間は11時~18時。

店内ではプロゲーマーによるゲーミングPCやゲーミングデバイスの解説、交流会も開催。1回目が13時、2回目が15時~、3回目が17時~。さらに、店頭で見積もりとメルマガ登録を行うと、乃木坂46特製クリアファイルがプレゼントされる。

店舗情報

  • 店舗名:G-Tune : Garage 大阪店
  • 住所:〒556-0011 大阪府大阪市浪速区難波中 2-1-15
  • 大阪市営地下鉄 御堂筋線 なんば駅 NAMBA なんなん E8・E9 出口から徒歩3分
  • 南海電鉄 南海本線 なんば駅から徒歩 3 分
  • 営業時間:11:00~19:30 ※年中無休(当社指定日を除く)

Core i9で4K動画の書き出しがめっちゃ高速に – ハイエンドシステムの実力を見た

スマートフォンやアクションカムなど、4K動画撮影に対応したデバイスが一般にも普及してきました。しかし4K動画を手軽に撮影できるようになったとはいえ、それを実際に編集するとなると、編集用PCには高いパフォーマンスが要求されます。4K動画とフルHD動画には面積比で約4倍の差があります。つまり単純計算で4K動画を書き出すときには4倍の作業量が発生するのです。

2017年は8コアや10コア、はては18コアなどこれまでよりもコア数が大幅に増加した「メニーコアCPU」が熱い年となりました。そこで、現在のハイエンドパーツでPCを自作すると、どれだけ動画編集の作業スピードが向上するのか。MSIからパーツをお借りして試してみました。

かく言う筆者も2017年はAMDの8コア/16スレッドの「Ryzen 7 1800X」でメインPCを新調しています

完成したのは総額40万越えのハイスペックPC

今回MSIより借用したパーツは、10コア/20スレッド「Intel Core i9-7900X」、Intel X299チップセット/LGA2066ソケットを搭載したMSI製マザーボード「X299 SLI PLUS」、NVIDIA GeForce GTX 1080を搭載したMSI製グラフィックスカード「GeForce GTX 1080 GAMING X 8G」など9製品。

合計金額は実売価格で約47万1000円となります。上を見れば18コア36スレッドの「i9-7980XE」などさらに上位のパーツもありますが、コンシューマー向けPCとしては今回の構成、価格が現実的な上限となるでしょう。

使用しているパーツ一覧とその価格
パーツ名 製品名 実勢価格(円)
CPU Intel Core i9-7900X 106,000
CPUクーラー Cooler Master MasterLiquid 240 15,000
マザーボード X299 SLI PLUS 32,000
メモリ Kingston HyperX Predator DDR4 8GB×8 112,000
SSD Intel SSD 600p Series(SSDPEKKW256G7X1) 15,000
HDD Seagate BarraCuda Pro 10TB 54,000
グラフィックス GeForce GTX 1080 GAMING X 8G 108,000
PCケース Cooler Master H500P 17,000
電源ユニット Cooler Master V750 12,000
  • Intel Core i9-7900X

    Intel Core i9-7900X

  • X299 SLI PLUS

    X299 SLI PLUS

Skylake-X世代のCPU「Intel Core i9-7900X」。前世第のハイエンドモデルと同じ10コア/20スレッドですが、動作クロックが引き上げられた上に10万円台とコストパフォーマンスが大きく改善しています。

マザーボード「X299 SLI PLUS」。MSIは近年ゲーミングに非常に力を入れていますが、こちらのモデルは、ビデオ編集をはじめとするコンテンツ制作や計算処理システム向けとなっていいます。デジタル電源フェースや防湿PCB、メモリの安定性を向上させる「DDR4 BOOST」など派手さというよりは、安定性や耐久性をアピールする製品です。

メモリ「Kingston HyperX Predator DDR4」。黒いアルミニウム製のヒートスプレッダーを備えたハイエンドPC向けメモリ。今回は8GB版を8枚挿した64GB構成となっています。

  • MSI GTX 1080 GAMING X 8G

    MSI GTX 1080 GAMING X 8G

グラフィックスカード「MSI GTX 1080 GAMING X 8G」。NVIDIA GeForce GTX 1080を搭載したゲーミングPC向けグラフィックスカード。OC(オーバークロック)モード、ゲーミングモード、サイレントモードなど用途に応じで動作スピードを切り替えられます

  • Intel SSD 600p Series

    Intel SSD 600p Series

  • SSD用のヒートシンクを搭載 SSD用のヒートシンクを搭載

SSD「Intel SSD 600p Series(SSDPEKKW256G7X1)」。M.2形状PCIe NVMe 3.0 x4接続のインテル製SSD。規格上の最大読み出し速度は1570MB/sです。MSIのX299マザーボードでは、M.2 SSD向けに冷却ソリューションを強化しています。X299 SLI PLUSでも冷却用のM.2 Shieldを備えています。

HDD「Seagate BarraCuda Pro 10TB」。7200rpmの高速3.5インチHDD。製品保証が5年間、データ復元をサポートする「Rescueデータ・リカバリ・プラン」が2年間付帯されています

水冷CPUクーラー「Cooler Master MasterLiquid 240」。Cooler Master製の一体型水冷CPUクーラー。6~30dBAの静音性を実現しています

  • Cooler Master H500P

    Cooler Master H500P

ケース「Cooler Master H500P」。フロントに200mmのRGB LEDイルミネーションファンを2基搭載したミドルタワーPCケース。大型ファンで強いエアフローを形成します。記事執筆時(11月21日)は日本未発売。

  • Cooler Master V750

    Cooler Master V750

電源「Cooler Master V750」。80PLUS GOLD認証を取得したセミモジュラー式750W電源ユニット。本体サイズは150×140×86mmとコンパクトに設計されています

全パーツを組み上げて完成した自作PC。今回のミドルタワーPCケースは中身を積極的に見せるデザインとなっています

マウス、VROC構成の超高速ストレージを搭載したクリエイター向けPCを参考展示

マウスコンピューターはこのほど、CGアーティストのためのカンファレンスイベント「CGWORLD 2017 クリエイティブカンファレンス」に出展し、クリエイター向けPCブランド「DAIV」のデスクトップPCとして、VROC構成の超高速ストレージ搭載モデルを参考展示した。

DAIV-DG750H4-VROC

Intel VROC(Virtual RAID on CPU)は、Intel Xeon ScalableプロセッサやIntel Core Xシリーズで導入された仮想RAID機能で、PCIe接続に対応した高速SSDでCPU直結のRAIDアレイを構築。ブートにも対応する。

ブースで参考展示していた「DAIV」のVROC構成モデル「DAIV-DG750H4-VROC」は、Intel X299プラットフォーム採用し、CPUに18コアのIntel Core i9-7980XE、さらに4基のIntel Optane SSD 900P SSDの280GBモデルをIntel VROC(RAID 0)で搭載する。

18コアのIntel Core i9-7980XEを搭載

CrystalDiskMarkでのテストでは、シーケンシャル(Q32T1)リードが最大10,393MB/s、ライトが8,305MB/s、4Kランダム(Q32T1)リードが571.7MB/s、ライトが530.9MB/sと非常に高速の転送速度を実現している。8K解像度でのリアルタイム動画編集も見据えた性能となっている。

超高速の転送速度を実現

現時点では、あくまで参考展示ということだが、Intel Core i9-7980XE、水冷CPUクーラー、Intel X299チップセット、64GBメモリ(16GB×4)、NVIDIA GeForce GTX 1080 Ti 11GB、280GB SSD×4(Intel Optane SSD 900P SSD)、Windows 10 Pro 64bitの構成で税別948,000円と具体的な価格も示されていることから、実際に発売される可能性が高そうだ。

CG・映像制作に最適なストレージは?

また、CGWORLD 2017 クリエイティブカンファレンスのセッションとして、コロッサスの澤田友明氏と、マウスコンピューターの金子覚氏が「2018年、CG・映像制作に最適なマシン構成は? Maya・AfterEffects・Nukeを高速化する必要なハードウェア構成を徹底検証」と題して講演を行った。

コロッサスの澤田友明氏

マウスコンピューターの金子覚氏

まずはAdobe Premiere Pro リアルタイム再生テストとして、3.5インチ SATA HDD、2.5インチ SATA SSD、Intel Optane SSD 900P SSDで、300フレーム中のコマ落ち回数を記録すると、HDDではフルHD解像度でコマ落ちが発生、SATA SSDはフルHDでは問題なかったものの、4K解像度でコマ落ちが生じた。Intel Optane SSD 900PはフルHD、4Kどちらの解像度でもコマ落ちなく、リアルタイム再生できたという。

検証環境。X299プラットフォームのハイエンドモデルと、Z270プラットフォームのメインストリーム、コロッサスで利用している4K編集用マシン

Adobe Premiere Pro リアルタイム再生テスト。フッテージのフレームレートを30fpsに設定し、300フレーム中のコマ落ち回数を記録

HDDはフルHD、SATA SSDは4Kでコマ落ちが発生するが、Intel Optane SSD 900P SSDではコマ落ちなし

また、Nukeを使ったコンポジットレンダリングの検証において、CPUとGPUに高い負荷がかかるケースでは、それらのプロセッサに依存し、ストレージの速度はそこまで影響しないが、CPUとGPU負荷が低い場合には、ストレージの性能によって処理速度が高速化されることもあるとした。

Nukeを使ったコンポジットレンダリングその1。マルチレイヤーEXRによる再合成コンポジット

フルHD/4Kの結果。ストレージによる差はわずか

ディスク使用率に余裕があるというメリットはあるが、処理速度にはそれほど影響がなかった。プロセッサ側の処理がボトルネックになっているようだ

4Kでも傾向は同じ

Nukeを使ったコンポジットレンダリングその2。プロセッサの負荷を減らし、マルチレイヤーEXRの書き込みに特化した再合成コンポジット

こちらは処理速度に大きな差がでた

Bifrostによる流体シミュレーションでも、HDD、SATA SSD、Intel Optane SSD 900P SSDで処理時間に大きく差が開いた。プロセッサの処理よりもストレージのリードにボトルネックがあるようで、リード速度により明らかに処理が高速化するとのことだ。

Bifrostによる流体シミュレーション

こちらもストレージによって、処理速度に大きな差がでた

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